【感想】ライトノベル「多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉」

MF文庫J 著:眞田 天佑 イラスト:東西

© KADOKAWA CORPORATION 2023
発売日:11月25日

かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~(^o^)/ 
神裂です。

師走は忙しい。歳を重ねるごとにそんなふうに思います。

まだ21歳が何言ってんのって話ですが(笑)

さっそく感想を話していきます。

ネタバレ無し。


レビュー

★★★★✬:4.5/5.0点!!
―第19回 新人賞 受賞作― 
SF青春ストーリー!

並行世界があるだけ違う選択、人生があり―。 いろいろカオスで面白かった!

特に、初めて並行世界が統合した所はとても良かった(笑)

結構頼りない感じの主人公だけれど、リアルな感じで逆に好きです。

間違いや失敗、不安で足がすくんでいる人は多いと思います。

もちろん私も怖いし、怖くない人なんていないでしょう。

この作品は、そんな人の背中を押すような、可能性を広げる1冊だと思います。

SF青春ものが好きな方や学生さんにオススメしますっ!!
 

あらすじ

平凡な高校生・湯上秀渡は、事故を境に『並行世界を行き来する力』を手に入れる。

それ以降、彼は理想的な青春を送ることができる世界ばかりを行き来していた。

ある世界では、幼馴染の友永朝美と交際していたり、ある世界では、生徒会長とお近づきになり……はたまた、義妹と生活を送っていたり…

そんな自由自在な生活は突然終わりを迎え――『全ての並行世界が一つに統合』されてしまう!

全ての記憶や出来事がバラバラになり、各世界のヒロインが一堂に現れてしまい……⁉

『未知の並行世界』から来た朝美から『世界の統合』を戻す方法があることを知った湯上は……

 

感想

ハチャメチャな展開で、読んでる最中はこれどうなんの…?って思っていたけれど、その疑問が全て繋がりましたね。

なるほどって勝手に盛り上がってました(笑)

世界を超えて、奮闘する主人公。王道ですが、やはりカッコイイ!!

また、幼馴染の朝美のヒロイン力が強く、とっても魅力的です。

並行世界ではなく、やり直しがきかない現実だからこそ、何かにチャレンジすることは凄く、難しい。

しかし、だからこそ、そこに価値があり、可能性もあるわけで――。

つまり……後悔はしないように頑張ろって思いました。
  

終わりに

かんざき
かんざき

並行世界、分岐と収縮、跳躍者。

こういうの見ると、あの狂気のマッドサイエンティストを思い出してしまいます(笑) 神裂です。

量子力学系の話でいろいろ理論が出てきますが、ちょっとムズカシイかもしれません。

私はシュ○ゲ等で似たような話は聞いたことがありますが……

みなさんはどれくらい理解できてるんでしょうか……

またねっ!(^-^)/

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