MF文庫J
著:涼暮 皐 イラスト:ふわり

© KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024/7/25

みなさんこんにちは~
今回『君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語』を読みました。
作品紹介と感想話していきます。ネタバレなし。
ヒロイン全員が「ナツキ」というインパクトに惹かれ購入。
レビュー

人間関係をビジネスライクに――それが高校生活に掲げる大きな方針。
過去のトラウマ体験と、その原因となった「ナツキ」という少女。
打算と計算。そして、自己利益のために他者と関わっていくことにした少年の高校生ライフ。
生徒会からの「仕事」として、ある意味問題児となってしまった少女たちのフォロー・問題解決をしながら、ヒロインを攻略していく。そんなお話。
打算と言いつつも、人柄の良さが見え隠れしている主人公。
葛藤しながらも、感情を捨てることなく乗り切る所がとても良かった。
それが、彼女の手のひらの上で踊らされていただけに過ぎないとしても。
誰を「ナツキ」と呼ぶのか……。
○○だろうとは思うけれど負けヒロインっぽくもあり、誰が選ばれるか単純に気になる。
キャラクターだけでなく、話も面白かった。
作品紹介
あらすじ
ヒロイン全員、同じ名前!? 誰を下の名前で呼びますか?
新たな出会いの季節、四月。
景行想は中高一貫の私立征心館学園に唯一の編入枠として入学することに。
見渡す限り富裕層の学校で、ただ一人異邦人として過ごす日々。
そこで出会い、心通わせた少女はなんと──五人全員下の名前が同じ《ナツキ》だった!?しかも、ナツキというのは幼少期、とある理由で想にとってトラウマとなる名前で──。
これは、青春の一切を諦めて打算で学校を選んだ少年が、ただひとりの少女を下の名前で呼んでみるまでの、なんでもない青春の物語である。
同著者の作品 ※一部

「ワキヤくんの主役理論」
MF文庫J
シリーズ 全2巻
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321704000180/

『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。せんぱい、ひとつお願いがあります』
MF文庫J
シリーズ 全4巻
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321909000814/
感想
5人全員の名前がナツキ。
インパクトある作品で、ドタバタなラブコメを想像したけれどそうではなく、
「正〇くんのリベンジ」系統の作品かなといった印象(復讐ではない)
1巻では変わった高校の実態とナツキたちとの交流がメインに描かれていて、
片鱗は見せつつもストーリー的にはまだまだこれから!!
とにかくキャラクターが魅力的。
全体的に重め……かな?
なんか過去にあったな……って感じなのも気になります。
あと、主人公のつっこみも冴えていて好感度高いです。
キャラのノリと面白さであっという間に読了。
果たして誰を「ナツキ」と呼ぶのか……今後が気になります。
終わりに

ある意味ハーレム系……?
私は不知火ナツキ推しです(笑)
まぁ不知火がメインの話なので何とも言えないけど。
こういうラブコメは好きなので嬉しい
またねっ!(^-^)/
コメント
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