【感想】ライトノベル「汝、わが騎士として2」

電撃文庫
著:畑リンタロウ イラスト:火ノ
©KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024/9/10

 

かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~


「汝、わが騎士として2 皇女反逆編Ⅰ」
読みました。

個人的にめちゃくちゃ推している作品です。

さっそく作品紹介と感想、話してきます。
(ネタバレ注意!!

レビュー

ルプスとツシマの反逆譚――開幕。
平穏を捨て、地獄に舞い戻る二人は再び誓いを交わす。

過去の清算と明るい未来のために戦う2巻。
覚悟の重さを問われる物語に……そして姫と騎士に心が痺れた。
 

作品紹介

第30回電撃小説大賞
〈選考委員奨励賞〉受賞作品の2弾!!

1巻の紹介

2巻のあらすじ

過去を捨てた二人の、未来を獲るための戦い。

 バルガ帝国の皇女ルプスの亡命を成功させたツシマ。つかの間の平和を享受する二人だったが、ツシマの前に帝国最強の刺客が現れる。それは多くを殺してきたツシマへの復讐の牙。消しきれぬ過去の清算。
 その戦いは復讐の域を超え、帝国第一皇子のカウサ、エルバル市長タチバナをも巻き込んだ、陰謀の火種となる。そして圧倒的実力を前に苦戦を強いられるツシマ。もはや自分が死ぬしか、彼女を助ける道はない。
 だがルプスはそれを認めない。捨て去ったはずの身分、勝ち取った自由、陰謀のない日常――それが、なんだというの? ツシマは絶対に死なせない。ルプスが下した決断は、過去すらも飲み込む刃へと変わる!
 覚悟と決意が試される、異端の騎士物語。急転直下の第二弾!!

登場キャラクター

ツシマ・リンドウ
エルバル独立都市の情報師。ルプスの騎士。

ルプス・フィーリア
バルガ帝国の「反逆皇女」。


・カウサ・インサニア
バルガ帝国第一皇子

・フィーネ・プリムス
「六帝剣」の一人。第一皇子(カウサ)の騎士。
1巻にてツシマと死闘を繰り広げた。

・カヌス・ミーレス
「六帝剣」の一人。第二皇子の騎士。
1巻にて死亡。

・アザイ・ゲンリュウ
「六帝剣」の一人。
2巻にて初登場。
 

感想

ルプスとツシマの平穏パートから始まりました。
自ら勝ち取った平和を享受するルプスの笑顔が眩しかったです。

そんな平和も一人の男、アザイ・ゲンリュウによって脅かされます。
カヌス・ミーレスの仇として現れたアザイでしたが、戦闘を経てツシマという情報師自体に興味が移ったような印象を受けました。
それ故に、多くは語らない純粋なカッコよさがありました(散り際も含めて)
戦争を始まる前の露店でのシーンとか渋すぎましたね。

1巻ではルプスに対して、守れなかったシオンを投影してしまい、
2巻では日が当たる平凡な生活を送れなかったツシマ自身を投影していました。

ツシマが覚悟を決める所も、全てを知ったルプスが覚悟を固める所も痺れました。
この誓い、そして関係性が好きです。

それから、相変わらず情報師VS情報師の戦い方が熱かった。
一歩間違えれば即死のバトルが続きに続きました。
やはり、コードを組み上げて執行する戦闘中で頭脳戦も同時に繰り広げている所が気に入っています。
宿敵との共闘シーンもイイ。
 

終わりに

かんざき
かんざき

決別――――――


ツシマにとっては過去との決別ができたのだと思います。
裏で陰謀が渦巻いているのも気になる所……。
3巻もめちゃくちゃ楽しみです!

またねっ!(^-^)/



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