スニーカー文庫 著:犬甘 あんず イラスト:ねいび
©KADOKAWA CORPORATION 2023
発売日:2023年12月1日
みなさんこんにちは~ 神裂です。
なんだかんだ百合?小説を読むのは初めてでありますっ。
そんな私がこのラノベ読みましたので感想話していきます!
ネタバレ無し。
レビュー
★★★★☆4.0/5.0点!!
―第28回スニーカー大賞 金賞!!―
ガールズラブストーリー作品です。
負けず嫌いな平凡女子×性悪で天才な優等生。
「負けた方は勝った方に尊厳を捧げる」というゲームから、再び幼馴染同士の関係が始まります。
昔は仲良しで……今ではお互いが嫌い同士…。
だから二人の関係は、歪でドライ。なのになぜかぬくもりを感じる…そんな作品でした。
描写が丁寧でめっちゃ生々しいんです(//∇//)
雰囲気にどっぷりハマれます。
王道とはズレますが、百合好きの人にはオススメできますっ!!
あらすじ
吉沢わかばの幼馴染・梅園小牧は才色兼備で完璧な優等生だ。
……というのはうわべだけで、実際は周りを見下すような性悪女である。
そんな小牧にどうしても勝ちたいわかばは、大事なものをかけて勝負に挑む。
――しかし、結果はわかばの負け。そして、奪われたのはファーストキス。
尊厳を取り戻すべく、また勝負を挑むも……負けるたびに大事なものを奪われるわかば。
小牧のことは大嫌いなはずなのに…振りほどけないのはどうしてだろう……
この気持ちはなんだろう……
感想
一言では言い尽くせない幼馴染同士の関係。思った以上に好きでした。
距離感や空気感ですかね~? 幼馴染ってやっぱり特別なものですよね。
腐れ縁とも呼んだりもしますが、なんかこう――良い(笑)
「嫌いは好きの裏返し。」こういう系の言葉のように、割り切れない、切ないといった感情が湧いてきました。
最後まで読んでから振り返ってみると、また違って物語が見えてきます。
終わりに
百合ものを初めて読んだ神裂です。
う~む、結論から申し上げますと…嫌いじゃないって感じです。
全体を通して面白かったんですが、中盤あたりでだらけたように思っちゃいました。
作者の文体?は好きでしたね。
またねっ!(^-^)/
コメント