【感想】ライトノベル「血眼回収紀行」

ファンタジア文庫
著:可笑林 イラスト:かれい

© KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024年3月19日


かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~

今回読んでいくのは、第36回ファンタジア大賞〈銀賞〉受賞!! 「血眼回収紀行」チマナコ リコール トラべログです。

発売から少し時間が経ってしまいましたね<(_ _)>

金賞作品も順次読んでいきますよ。

感想、やっていきます!!
 

レビュー

・世界観  :★★★★★
・ストーリー:★★★★★

・キャラ  :★★★★☆
・オススメ度:★★★★☆

ファンタジー作品としてもバディものとしても面白く、楽しんで読めました。

色んなエンタメが詰まった素敵な紀行もの。

素直にオススメです!!
 

あらすじ

人知を超えた魔法義眼を回収する、少女と青年のバディ冒険記譚!

 元軍人の魔法使い・ヴィンセントは、両義眼の少女・イルミナの用心棒として
彼女と二人旅をしている。旅の目的は先代〈イルミナ〉――稀代の天才義眼職人が遺し、
世に解き放たれてしまった〈天窓の八義眼〉オクト・アルカナ・オキュラスと呼ばれる禁忌の魔法義眼を回収すること。
その義眼は超常的な力を装着者にもたらすと共に、悪意や狂気を増幅し暴走させてしまう欠陥品だったのだ。
 旅の中で「他者を操る目」の情報を得た二人は、やがて〈八義眼〉が関わる大きな陰謀に巻き込まれてしまい……!?
 第36回ファンタジア大賞〈銀賞〉受賞。王道回帰の本格ファンタジーと猟奇サスペンスが融合した新時代エンタメ、開幕!!

血眼回収紀行 | 書籍情報
https://fantasiabunko.jp/product/202403chimanako/322309001142.html

 

感想

〈八義眼〉の回収のために情報を集め、やがて大きな陰謀に巻き込まれていくヴィンセントとイルミナたちの紀行。

ファンタジー × サスペンスから生まれる、コミカルさとシリアスさが程よく、面白い作品でした。


話の背景には戦争と戦後の科学力の発展があり、王国内では使い捨てられた退役軍人や戦争関係の闇が蔓延っている状況です。

作中にも多くの人や描写が見られていました。

ヴィンセントもその内の一人で、彼の止まっていた時間は、イルミナとの出会いで少しづつ動き始めます。

この戦争は今なお、たくさんの人の記憶に刻まれていて、世界観に重みが増していました。


ヴィンセントとイルミナ。何かを失った者たちが血眼になって探していく本作。

見つかっていない義眼はあと6つ!!

話が続くだけ、もっともっと面白くなっていくと思います。

気になる方はぜひとも読んで欲しい一冊です。
 

終わりに(雑談)

かんざき
かんざき

バディものも好き。

ヴィンセントとイルミナのコンビ、微笑ましくて好き。

イルミナもかなり体を張っていて、見ていて冷や冷やさせられるけど(笑)

またねっ!(^-^)/

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