【感想】ライトノベル「砂の海のレイメイ」

ガガガ文庫
著:中島リュウ イラスト:PAN:D

© Shogakukan Inc. 2024
発売日:2024/7/18


かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~

「砂の海のレイメイ 七つの異世界、二つの太陽」
読みました。

世界観が魅力的で個人的には好きでした。

作品紹介と感想、話していきます。
ネタバレなし。
 

レビュー

レイメイがいる所に光と影在り。
異世界と旧世界が交わる、世紀末の大航海。


突如現れた異世界によって一面砂海の砂漠になってしまう
ポストアポカリプスもの。

力が正義(法)の時代に逆戻りし、
異世界からの異物と旧時代の遺物によってナノマシン(超能力)を駆使して、
身体強化をして戦う。
 

作品紹介

2巻の発売が決定しました!!🎉
 

あらすじ

その瞳は暁の如く、未知の世界をその手に。

空に七つの異世界が浮かび、文明は砂海に沈んだ。
異世界直下、武装勢力ストランド・フリートの力の法が支配する世界で、その支配に抗い、ドリル潜航艇で刃向かう少女がいた――その名は、砂漠海賊レイメイ
ある日、レイメイは敵艦隊から強奪した旧文明の遺物の中で、冷凍睡眠していた少年と出会う。百年の眠りから覚めた彼の名は『月兎』――旧文明の忍者だった。
別の時代、相反する道を生き、交わるはずのなかった二つの道。この出会いが、旧文明と異世界をも巻き込む壮絶な戦いの火種になるとは、まだ知る由もない。
「こんなところで死ぬのは許さん。ゲット。おまえをあたしの夫にしてやる」

自由を求める海賊と、忠義の忍が手を結ぶとき、絶望の海に新たな日が昇る――天穿ち、大海を掘り進む世紀末航海譚、ここに抜錨!

 

感想

冒頭の厨房でのシーンでぐっと物語に引き込まれました。
孤独になってしまった二人の空気感がめちゃくちゃ伝わってきます。


世界観だけでなく、レイメイのキャラクターが魅力的でした。

海賊を絵に描いたような少女で、天真爛漫で豪快。
けれど危なっかしくて、放っておけない一面も。
気づいたら仲間が集まっているような、情熱溢れる存在。

ナノマシンの力も彼女に合っていて、
「私についてこい」と言わんばかりのスピード感溢れる
戦闘と連携がかっこよかった。


オススメの一冊。続きも読みたい。
 

終わりに

かんざき
かんざき

王道でまっすぐ。


気が済むまで砂海を突き進み続けてほしい。
自分の理想を追い続けてほしい。

そう思わされた作品でした。

またねっ!(^-^)/

コメント

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