【感想】ライトノベル「魔女に首輪は付けられない」

電撃文庫 著:夢見夕利 イラスト:緜

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発売日:2024年2月9日

かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~

作品紹介と感想やっていきますよ~                 

ネタバレなし


レビュー

  • 世界観  ★★★★☆ 4.0
  • ストーリー★★★★✬  4.5
  • キャラ  ★★★★☆ 4.0
  • オススメ度★★★★☆ 4.0

あらすじ

貴族階級が独占していた魔術は、近代化に伴い大衆化するとともに、犯罪率も急増した。

対策として皇国には、魔術犯罪捜査局が設立された。

捜査官であるローグは上司のヴェラドンナの策略により〈第六分署〉へと転属するのだが……

そこは、かつて災いをもたらした魔女と共に魔術事件を捜査する曰くつきの部署だった。

災厄をもたらすまでの力を有するが故に囚われ、首輪によって力を制限された魔女たち。

だが、〈人形鬼〉ミゼリアをはじめとした魔女たちに振り回されていく――。

これは、魅力的な〈魔女〉たちに翻弄されるファンタジーアクション作品


感想

魔術の使えない〈声無し〉のローグと魔術そのものとまで呼ばれる〈魔女〉たち。

彼らがバディとして、時に〈第六分署〉というチームとして魔術事件を捜査・解決していくお話。


ローグにとっては魔女に大きな因縁があり、断じて許すことはできない相手。

まぁ、本当に重罪人の集まりらしいんでね(笑)

そんな彼が、捜査のためと割り切って、使えるものは何でも使っていく。

魔女の存在に恐怖しつつも、正義感溢れるその姿勢はとても良かった。

また、ギブアンドテイクの関係から徐々に相棒っぽくなっていく所も好き!

最後まで読めない展開と事件の真相。話がぐっと広がりましたね。

そして、ド派手なアクションは見ごたえがあり、面白かったです。

加えて、魔女の底知れなさがスパイスになっていて、良い感じのバランスだと思います。


精神干渉ができるミゼリアは、人をおちょくるのが好きな性格。

能力が恐ろしい分、実のところあまり本心は分かりません。

そういうところで言えば一番魔女っぽく、そこも魅力的です。

2巻も楽しみであります!!
 

終わりに

かんざき
かんざき

終始安定して面白かったです。

魔女はそれぞれ個性の強いキャラクターばかりです。    

彼女たちの活躍にも注目です!!

またねっ!(^-^)/

コメント

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