【感想】ライトノベル「バスタブで暮らす」

ガガガ文庫 著:四季大雅 イラスト:柳すえ

© Shogakukan Inc. 2023
発売日:2023年8月18日

かんざき
かんざき

なさんこんにちは~神裂です。

前回に引き続き、積み本を読みましたので、さっそく感想を。

ネタバレ無し!!


 

レビュー

★★★★★5.0/5.0点!!
「このライトノベルがすごい!2023年」総合新作部門 第2位
再び生まれ変わろうと、もがく少女とその家族のちょっと不思議なお話。
賞にふさわしい傑作です!!!

世間とのズレ、生きづらさを抱えてきた少女が、新たな一歩を探し求める……

生まれることに失敗したのかも…とまで考える少女ですが、彼女を支える家族のみんなが本当に暖かく、魅力的でした。

そして、数々のエピソードに一切の無駄を感じさせず、冒頭から末尾まで満足感でいっぱいです!

まるで、一本の映画を見たかのような単巻作品。

この社会を生きづらいと感じている人、人生に行き詰っているように感じている人に刺さるのかなと思います。

少なくとも私はとっても共感できました。

これから社会に出る方、出始めた方に強くオススメしたい一冊です。

 

あらすじ

磯原めだか、22歳。

小さく生まれ小柄な彼女は、世間とのズレに戸惑い、生きづらさを感じながらも、愉快で明るい家族のおかげで日々暮らしていた。

そんな彼女も就職に伴い、実家から離れて独り立ちをすることに……

けれど、上司のパワハラがひどく、逃げるように実家へとんぼ返りする。

病んでしまった彼女は、心が落ち着くバスタブの中で生活を始めるようになる。

――しかし、ずっとこのままってわけにはいかなくて……

 

過去作紹介

→どちらの作品(単巻)もオススメです!!
 

感想

現代ならではの問題や価値観、SNSの発達がもたらした新たなインフルエンサー・VTuber。

最近のトレンド要素が設定にたくさん取り入れられていました。

そんな今の時代だからこその新しい形の家族の物語。

みんな良いキャラをしているんですが、中でも兄がいい。とても良いんです。

著者の方の作品を刊行順に読んできましたが、この作品が私の中では一番お気に入りです。

というのも、来年3月の就活解禁日を持って私も就活本番です……。

非常にタイムリーな話題でした(^-^; 

けれど、本番前に読むことができてよかったと心から思ってます。

この本を片手に私ももう少し、頑張ってみますよ……。
 

終わりに

かんざき
かんざき

私が読んできたラノベの中でも、上位に入ります。

親近感を覚えたからですかねぇ…。

実は私も、最近心ここにあらずといった生活をしてまして……(^-^;

自分のペースを大事にしていきます。

またねっ!(^-^)/

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