【感想】ライトノベル「十五光年より遠くない」

ガガガ文庫　著：新馬場 新　イラスト：あんよ

© Shogakukan Inc. 2023
発売日：2023年12月18日

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レビュー

先に一言。この作品とっても面白かったです！

12月に読んだ作品の中で一番好きですね。（数少ないけど笑）

ストーリーは王道ながらも、後悔や葛藤を抱えた主人公周りが、いろいろな人に感化されながら成長していく感じがとても良い。

加えて、一つの事態に対してみんなが協力し、結束していく展開が激熱です。

洋画、SF好きな人にもオススメだと思います。
　

既刊紹介

　

あらすじ

史上最大規模の太陽フレアが発生。

その影響で大規模な停電が起きた日本は、通信・インフラがストップする緊急事態に…

その日、東京で偶然にも初恋の女性・水星マーキュリーと再開した元航空自衛隊の陸。

そして、水星の妹である金星ヴィーナスから衝撃の事実を知らされる……

文明レベルが大きく下がり、パニックに陥る都心――。

大切な人。そして、守るべき国民の危機のために陸と金星は立ち上がる――

感想

陸と金星。

彼らは似た者同士でいがみ合ってはいますが、自身と信念があり、とてもカッコイイキャラクターをしています。

ストーリーよりかは、人間模様に焦点を当てている感じですね。

出会いと別れを繰り返していくのが良かったし、私はこういう作品がとても好きです。

ネタバレしたくないのであまり言いませんが「秒○５センチメートル」を思い出すようなシーンがあってエモかったです。

今作にはSF映画を見ている人には分かるようなネタが出てきます。

私は洋画を全く見ないので、映画ジョークを楽しめなかったことが少し悲しい（笑）

これを機に見たいんですけどね……
　

終わりに