【感想】ライトノベル「青を欺く」

MF文庫J 著:三船いずれ イラスト:ぶーた

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発売日:2023年12月25日

かんざき
かんざき

あけましておめでとうございます!!

新年1本目の作品&記事です。

良かったら最後まで見ていってください~!(ネタバレなし)         


レビュー

★★★★✬4.5/5.0点!!
第19回MF文庫Jライトノベル新人賞〈優秀賞〉受賞作品

ウソつきな少年と小悪魔な後輩女子。
彼女に流されるように、自主制作映画の世界に引きずり込まれていく……

全体を通して、とても真っ当でまっすぐな青春もの。

とても丁寧な描写がされた作品だなと思いました。

空っぽを自称する、等身大な主人公が一番の魅力です。

彼だからこそ、伝わることがあるし、届く言葉がある。

青春を詰め込んだような眩しさと熱を感じました。

とても面白いのでオススメです。

2巻も出るそうです!!
 

あらすじ

高校生の城原千太郎はウソつきである。

消極的な性格の割には結構大胆。

そんな彼の日常は、後輩の霧野雫に目をつけられることで一変する。

「監督」を名乗る彼女は、勢いそのままに自主制作映画の世界へ引きずり込んでいき……

そして、役者としてウソをついてほしいと頼まれる。

――集まった4人のメンバーとともに、ウソにまみれた映画作り。

そこには様々な想いや信念があり……

感想

素晴らしい作品を読むたびに思います。これ、映画作れますわ…と(笑)

嘘つき、役者。そして「欺く」。

ここら辺は知識のない私でも分かるくらい鉄板な要素ですが、主人公が度を越したウソつき野郎だったところが逆に良く、唯一無二の面白さだったと思います。

主人公の成長っぷりに目が行きがちですが、メンバーそれぞれにもスポットライトが当たっていて一体感がありました。

読了後は正に澄み切った空のよう。清々しい気分です!!


今は動画の大バブル時代だと書かれていましたが、なるほどその通りだと。

私含めてたくさんの人が日々動画を見ている。

しかも、見ている動画のほとんどが素人が作ったものって考えると面白いものです。
 

終わりに

かんざき
かんざき

2巻も決まっているなんてとっても嬉しいです!

夢や目標を追いかける青春作品は眩しく、とても大好きです。

そのようなものが私には欠けていたから…余計に

今更ですが、新年にあたって当ブログの指針?みたいなことを話せたらと思います(今更)

評価のこととかレビューと感想をあえて分けているところとか…

始めた当時は、勢いのまま書いていたので(笑)

またねっ!(^-^)/

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