【感想】ライトノベル「勇者殺しの花嫁Ⅰ ―血溜まりの英雄― 」

HJ文庫 著:葵依幸 イラスト:Enji

©HOBBY JAPAN
発売日:12月28日

かんざき
かんざき

なさんこんにちは~ 

作品紹介と感想、やってきます!(ネタバレなし)      

今回からレビューを少し変えてみます。


レビュー

  • 世界観:★★★★✬   4.5/5.0
  • ストーリー:★★★★☆ 4.0/5.0
  • キャラ:★★★ 4.0/5.0
  • オススメ度:★★★★☆ 4.0/5.0

花嫁の任務は勇者を惚れさせて殺すこと―!?

人類と魔族の対立、勇者。「信仰」と「神様」。テーマ自体は重く、理不尽。

そんな、一味違ったダークな世界観と設定、個人的には好きでした。

ストーリーとしては、花嫁シスターの主人公が自分の立場と暗殺任務の間でずっと葛藤していたところが印象的でした。

自分が可愛く、自分の命を第一に考えてはいるんだけれども…ってところがとても伝わってきて良かった。

また、バトルも勇者だから無双するというわけでもなく、ギリギリの血生臭い戦いが繰り広げられます。

話が進めば進むほど面白さを増していく作品だと思います。

2巻も決まっているということで楽しみです!
 

あらすじ

勇者に魔王が討たれて間もない頃。

’’神々の花嫁’’兼 異端審問官であるアリシアに暗殺指令が届く。

標的は’’神々の加護’’を持つ勇者・シオン

暗殺不可能な勇者を殺す方法はただ一つ。それは勇者から愛されること…!

任務のためシオンに近づくアリシアだったが、やがてその正体が同い年の少女だと気づき――

アリシアシオン攻略の手がかりを探る途中、都市が魔王軍の残党に襲撃され大ピンチに!!

花嫁シスターと勇者が紡ぐ、ダークファンタジー作品。

 

感想

本格的なファンタジー作品ということで、とても面白かったです。

万人受けするかどうかで言われれば、少し首を傾げてしまいますが、刺さる人には刺さると思います。

けれど、ダークな世界観で、ずっと暗いのかと言われると全然そんなことはないんです。

と言うのも、アリシアの性格が良い意味で悪く、心の声がダダ漏れなんです。

そのツッコミが良い味を出しています。

このコミカルさは、段々と癖になっていったので良いんですが、序盤はぜんっぜん慣れませんでした(笑)

文体が苦手かも…ってちょっぴり思うほどです。

一言で言えば少し癖のあるファンタジー作品。今後も期待の一冊です。
 

終わりに

かんざき
かんざき

花嫁と勇者。今後百合展開になるのでしょうか…       

2人の関係性にも注目です!

またねっ!(^-^)/

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