電撃文庫
著:那西 崇那 イラスト:NOCO
© KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024年3月8日
みなさんこんにちは~
作品紹介と感想やっていきます。
ネタバレなし
レビュー
世界観 :★★★★☆
ストーリー:★★★★★
キャラ :★★★★★
オススメ度:★★★★★
👑第30回電撃小説大賞〈金賞〉受賞作👑
―運命に呪われ、縛られた少年少女のお話―
高校生の主人公が、組織の一員として任務をこなして行くって感じの王道もの。
→めちゃくちゃ面白かった。声を大にしてオススメしたいところです!!
あらすじ
〈歪理物〉――それは世界に歪みを内包した超常の物体。 加羅森 迅が持つ蒼剣もその一つ。
願いの代償に持ち主を破滅させる〈魔剣〉に「生きたい」と願った彼は、生きながらも周囲をも呪う運命を背負わされた。
〈本〉に運命を縛られた無機質な少女・アーカイブと共に、彼は〈歪理物〉が関わる凄絶な事件と戦いの日々へ身を投じていく。
彼の歪みに巻き込まれて、アーカイブの依り代とされてしまったあの少女を……かつて希望を見せてくれたあの少女を救うために。
感想
’’凄絶’’。初めて聞いた言葉ですが、言葉通りに凄まじく悲惨な事件と戦いの連続でした。
「わーマジか」ってなるくらいには被害が大きい。
―バトル―
〈歪理物〉同士のバトルは概念系がありつつも、物理もたくさんあって見ごたえがありました。
また、〈歪理物〉の能力は個性的なものが多く、それだけでワクワクします。
なにより、主人公の剣技はシンプルにカッコよく、スタイリッシュ!!
―魅力―
運命から逃げず、抗い続けるキャラクター達の生き様が、とても魅力的に見えました。
三者三様に捉え方・受け取り方が違い、賢明さが伝わってきます。
また、様々なシーンで感情を大きく動かされました。
とにかく最後まで目が離せないし、余韻に浸れるエピローグ。
些細な行動や変化も見られるところも素敵でした。
1巻単体としてのまとまりが良く、とても面白かったです。
今後の加羅森たちの活躍に期待です!!
終わりに
「慮れ!――」が気に入った私です(笑)。
元々、禁書からラノベの世界に入ったので、こういう作品が本当に好きです!
続刊が出るのを楽しみに待ってます。
またねっ!(^-^)/
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