電撃文庫
著:畑リンタロウ イラスト:火ノ
© KADOKAWA CORPORATION 2024
みなさんこんにちは~
電撃小説大賞、これで4冊目ですね。
個人的には1,2位を争うレベルで面白かったし、好みの作品です。
感想、やっていきます。(ネタバレなし)
レビュー
・世界観 :★★★★★
・ストーリー:★★★★☆
・キャラ :★★★★☆
・オススメ度:★★★★★
👑第30回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞作品👑
異端の騎士物語
あらすじ
超常現象の使い手にして戦争の道具である「情報師」。
https://dengekibunko.jp/special/wagakishi/
平凡な情報師、ツシマ・リンドウは、没落貴族の娘、ホーリーをバルガ帝国から亡命させる仕事を受ける。
しかし、それは渦巻く陰謀の始まりであった――
二人の逃避行は帝国正規軍だけでなく、帝国最強と名高い情報師「六帝剣」までもが襲撃してくる過激な旅路となる。
圧倒的な強敵、幾重にも渦巻く陰謀と蘇る過去の因縁。
絶望的とも言える状況。 だが、―それがどうした?
取引の関係でしかなかった二人が最後の誓いを交わす時、全ての絶望は消え失せる!!
感想
ボーイミーツガールから始まる2人の話。
取引だけのビジネスな関係から、いくつもの死線を越え、そして騎士へ――。
終盤のあの誓いのシーンには痺れました!!
そして、コードを脳内で執行することで、超常現象を引き起こすことができる情報師。
設定もさることながら、戦闘シーンもちゃんとカッコイイ。
いろいろ厨二も詰まっていて、面白すぎましたね。
2人が過去を乗り越え、目的のために強敵へと立ち向かっていく。
王道なお話としても面白いんですが、本作の魅力はそこに絡む陰謀の数々にあると思ってます。
私自身も2人のことを追うのでいっぱいいっぱいで、話に振り回されっぱなしだったんですが……
逃避行を続けていく中で、話が進めば進むほど、今回の亡命の仕事の裏話が出てくるんです。
衝撃的な展開と同時に、世界の広さと国家間の腹黒さが見えてきます。
そして、終盤に出てくるさらなる強敵の数々。
全貌が見えないキャラクターの面々に、ワクワクが止まりません♪
終わりに
やっぱり電撃はイイですネ~
実は、イラストに惹かれてタペストリーも買いました(笑)
内容もキャラも知らずに買うのは、正直めちゃくちゃハードル高いっす。
けれど買って良かったと思える作品でした。
続きもぜひ、読みたいです!!
オススメです。
またねっ!(^-^)/
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