電撃文庫 著:夏海公司 イラスト:れおえん
© KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024年1月10日
みなさんこんにちは~
今日も今日とて、作品紹介と感想やっていきます。
ネタバレなし
レビュー
★★★★☆4.0/5.0点
ノンストップ・サスペンスアクション!
3Dバイオプリンターが進化した近未来が舞台の作品。
本当に怒涛の展開の連続。 休む暇もない逃走劇にはハラハラさせられました。
最初から最後まで振り回されっぱなしの主人公でしたが、真相が近づくにつれて面白さも増していきます。
あとは挿絵の演出?が良かったです。話に没頭していたのであのシーンを見たときの衝撃は凄いものがありました。(演出って言うと大げさかもしれない(笑))
あらすじ
3Dバイオプリンターの進化で、バックアップから生命を再生できるようになった近未来。
世界最先端の技術会社で働くエンジニア・園晴壱は急な異動命令のあと――意識が途切れた。
その後、バックアップ〈復元〉されて目覚めた晴壱にはなぜか死亡直前の記憶がない。
そのため、面会に現れた保険調査員を名乗る、殿森空に保険金詐欺の容疑を掛けられる…。
さらに時を同じくして、全人類の記憶のバックアップをロックするという前代未聞の大規模同時テロが発生。
そして、晴壱はテロの主犯として指名手配を受けることに…!?
双方の打算から空と手を組む晴壱は、真相の究明に挑む。
感想
サスペンスというジャンル自体にあまり触れたことがなかったのですが、面白かったです。
まず内容云々は置いといて、ドキドキ感を楽しむことができました。
そして、ガジェットで強化されたアクションシーンは見ごたえがありました。
「NieR:Automata」の2Bみたいに、鎧をまとっているとかではないんだけど、戦闘ができる、みたいなのが個人的に好きです。
なので、殿森空みたいな改造されたバックアップ体はスタイリッシュで良い。
ガジェット周りの理系分野の話がたくさんありましたが、文系の私は一部ぽかーんとしてました。
な、なるほどね~……って感じでした(笑)
気になる続刊ですが……おそらくないでしょう。いい感じなところで終わりましたが、あとは想像にお任せしますENDだと思います。
終わりに
将来こんな技術が発明されて欲しいなぁ~(他人事)
SAOみたいなゲームを……。
そこまでとは言わないけど空間投影ディスプレイがほしいーって思っちゃいます。
それでは今回はこのへんで…
またねっ!(^-^)/
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