【感想】ライトノベル「ミリは猫の瞳のなかに住んでいる」

電撃文庫 著:四季大雅 イラスト:一色

© KADOKAWA CORPORATION 2023
発売日:2023年3月10日

かんざき
かんざき

なさんこんにちは~神裂です。

感想はだいたい読んですぐに書くんですが、なんか興奮が覚めず、手が止まってました(笑)

語彙力ゼロです!!

さっそく、感想話していきます。(ネタバレなし)


レビュー

★★★★✬4.5/5.0点!!
―第29回電撃小説大賞 金賞 受賞作―
過去と未来、そして、現在。
真実と虚構の狭間の中で、猫の瞳を通して展開される新感覚ボーイミーツガール作品。

夢と現実。物語を根底から覆されるような、そんな体験をしました。

お話自体は、演劇部における事件を未然に防ぐために少年と――の少女が協力していくお話。

この本が紡ぐのは物語であると同時に、ひとつの舞台でした。

気が付くとその世界にのめり込んでました~。

そして、演劇に対しての情熱がとっても伝わってきます。

――正直に言うとこの物語をまだ、全然理解できていないのかもしれない…

理解力に乏しい私はそう思うに至りました……(^-^;

次読むときは、きっと捉え方が変わるんだと思います。

まぁ、まずはあらすじをどうぞ!!
 

あらすじ

瞳を覗き込むことで相手の過去を読み取ることができる大学生・紙透かみすき窈一よういち

退屈な日常を送っていたある日、野良猫の目を通して未来視ができる少女・柚葉ゆずのは美里みりと出会う。

なぜか、彼女とは猫の瞳越しに毎回会うことができ、彼は過去の世界との会話を成立させていた。

そんな彼女は、未来にて起きる連続殺人事件を、運命を変えてほしいと言う…。

探偵になりきって推理をする窈一とそれに協力する美里

しだいに距離を詰めていく中で、窈一は美里に直接会いたいと願うが……

 

感想

四季大雅先生。この作家さんは、些細な描写や表現が洗練されていて、とても素敵なんです!

普通の小説を読まないド素人の私でも分かるくらい、ライトノベル作家の中では別格だと思っています。(その他小説は読まないので知りません)

著者の方は現実世界のことを小説に取り込むことが好きなんですかね?

過去作も読みましたが、今作ではコロナ禍のことを背景にした物語でした。

私も現在進行形で大学生で、何かと主人公と重なる部分があったのでとても入りやすかったです。

若干、私自身の教養の無さを感じましたが、文系の意地を見せました。

全然足りてはいないけれど、文系で良かったと思う数少ない瞬間の一つです(笑)

ここまでペラペラ話していますが、このお話にこのような感想は無粋だと思います。

ネタバレが無いとは言っても…ね。

まず、読んでみてほしい、そう思います!!

終わりに

かんざき
かんざき

余韻がスゴイ!!

どうせなら……著者の方の1作品目から読みたい!ってなって今に至ります。

過去作もたくさん読みたい反面、流行・旬を大切にしたいとも思ってます。  

次回作の「バスタブで暮らす」も積んでる状態なのでまた、暇がある時に……

またねっ!(^-^)/

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