電撃文庫
著:逢縁奇演 イラスト:萩pote
© KADOKAWA CORPORATION 2024
みなさんこんにちは~
今回読んだ作品は「こちら、終末停滞委員会。」
「終末」という言葉に惹かれて買いました♪
あと、帯コメントがめっちゃ豪華。
作品紹介と感想、話していきます。(ネタバレなし)
レビュー
キャラが生きている。生き生きしている。
「終末」を停滞させることが精一杯な世界で、デカい銃をぶっ放す学園生活。
練られた厨二チックな能力と設定、そしてバトル。ワクワクせずにはいられなかった。
面白い。 アオハル最高、アオハル最高。
作品紹介
どんな話?
デカい銃をぶっ放してセカイを護る。それが俺らの学園生活だ。
実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。
そんな正体も数すら不明のオカルトチックなナニカ――“終末”によって。けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。
「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」
「加減してください隊長、パリ市街が吹っ飛びます! 運が良ければ!」終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。
それでも彼らは銃を取る。
なぜって? 彼らにとってはこれが日常茶飯事で、毎日がお祭りで、アオハルそのものだから!元マフィアの下働きで『普通』に憧れてた俺だけど。ここなら楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
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「運命の人は、嫁の妹でした。」
全2巻(2024年8月現在)
感想
テーマパークのアトラクションを1日で全部回ったような、そんな感じ(笑)
満足感と達成感。そして心地よい疲労感を得ました。
冒頭のキーワードを見たときに、設定モリモリ系なのか……って身構えましたが
そんなことはなく読みやすかった。
ではなんでこんな感想になったかというと、キャラクターがみんな魅力的すぎるから。
いい意味で渋滞しているというか、1巻でこんなに詰め込む??ってぐらいのアツい展開とエピソードが詰まってました。
こんなに挿絵がもっと欲しい!と思ったのも久しぶり。
ラノベが好きなのにこの作品を読まないなんてあり得ない、もったいない!!
そう断言できる作品で、新しいけれど親しみを感じる。
そんな懐かしさも持っています。
終わりに
2巻は学園要素にも期待……!?
2巻は天空競技祭編、ということで今から楽しみです。
最近、こういう作品があまりないので嬉しいですね。
9月10日発売予定ということで、早いのもありがたい。
またねっ!(^-^)/
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