【感想】ライト文芸「竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る」

メディアワークス文庫
著:fudaraku

イラスト:はむメロン/デザイン:Chord design studio

© KADOKAWA CORPORATION 2024
発売日:2024年2月24日


かんざき
かんざき

みなさんこんにちは~

4月。それは新年度の始まり!!

24卒の方々、お疲れ様です。

来年は私も働き始めていると思うと気分が落ち込みますわ…

作品紹介と感想、やっていきます。

ネタバレなし。


 

レビュー

・世界観  :★★★★★
・ストーリー:★★★★★
・キャラ  :★★★★☆
・オススメ度:★★★★☆

なにが問題作かって? 読んでみてください…としか言えません(笑)
この作品、ネタバレ厳禁です!!
 

あらすじ

明治も終わりの頃である。

病死した父が商っていた家業を継ぐため、東京から金沢にやってきた十七歳の菖子

どうやら父は「竜胆」という名の下、夜と共にやってくる「おかととき」という怪異をもてなしていたようだ。

かくして二代目「竜胆」を襲名した菖子は、初めて宴の夜を迎える。

「おかかときを」を悦ばすために行われるのは悪夢のような遊びの数々で…。

恐ろしいけれど目を逸らせない、地獄遊戯と驚愕の物語の真実――。

 

感想

衝撃の展開に驚きました!!

所々の描写に疑問を抱きながら読み続けてきましたが、こういうことだったんだな~って納得。

そして、読み始めたときと読み終えたときの温度差にびっくりしました。

こんなお話になるなんて誰が想像できたでしょうか。

最初は、当時の時代背景や言葉遣いにタイムスリップしたような感じで、そこから「おかかとき」のヤバさに寒気を覚えながらも読む進めていたんですけどね(笑)


いろいろな意味で面白い作品でした。 少なくとも、私はかなり好きです。

なんのことかは分からないと思いますが、かなり考えさせられる話で共感するところも多かったです。

背中を押され、少しだけ前向きな気持ちになりました。

作者のメッセージ、伝わってきました。


dアニメストアのcmで「アニメってエネルギーだ」って言うキャラクターがいますが、正にこれ。

私もたくさんの物語に支えられて生きています、改めて感謝です。
 

終わりに

かんざき
かんざき

メディアワークス文庫、めちゃくちゃ久しぶりに読みました。

学生の頃、朝読書に読んで以来です。

定期的にこっちや新文芸のほうも読んでいきたいな~

またねっ!(^-^)/

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